【膝の前十字靭帯の損傷】怪我発生~4ヵ月の経過(手術なし)
2019/9末に膝の前十字靭帯を損傷しました。
はじめの頃は怪我の容態も良くわからず、不安に思う時期もありました。
今は怪我から4ヵ月がすぎ、手術をすることなく怪我も落ち着いてきたので、ここまでに至った経緯や思ったことを記して行こうかと思います。
怪我をしたときの状態・状況
その日は、職場の草野球を行っていました。
中学高校と野球を行っていたお陰もあり、その日はショートをやらせてもらっていました。
試合開始後、表の守備で、セカンドに高いフライが上がった。セカンドの守備は野球未経験の後輩。
これは、万歳をする可能性があるぞ!なるだけ近くに行ってフォローしなくちゃ!と思い、上を向きながらダッシュ。
走ってるときに、綺麗に固定式のベースに両足を引っかけてしまい、膝から地面に刺さるような形で転倒。
周りの人に、プレイとは全然関係ないところで、転倒してると思われてるなと思い、少し恥ずかしい気持ちになりました。
それから、次のプレイに移ろうとしたとき、なんだか、力が膝から抜ける感覚と痛みを感じ、うまく走れないなと思いつつ、単なる打撲だと思いプレイを続行し、試合はフル出場しました。
余談ですが、同じぐらいのタイミングで、キャッチャーの先輩はバックホームを取って指を骨折してたみたいです。30代はもう若くなですねw
怪我をしてからの1週間
試合が3連休はじめの土曜日にあり、その夜は、実家にいく予定があったので、足に違和感がありつつも、高速を2時間ほどとばし実家に向かいました。
実家に泊まり、次の日の朝。
左膝に激痛が!少しでも動かすと痛みが走り、起きあがれない。
大きな怪我をしたことのない私にとっては、人生初の激痛!
日曜日はとりあえず、1日横になって子供達の遊ぼう攻撃に耐え安静に過ごしました。
次の日の月曜日、とりあえずサポーターを買いにウエルシアに行きました。そこで、こんなサポーターを購入。
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色々なタイプのサポーターがありましたが、服の下に着用しても目立たないというのと、フルマラソンを走ったときにお世話になった、ワコールのCW-Xのサポータータイプだったので、商品に対して愛着がもてたので、これにしました。
サポーターをつけると、痛みは和らいでくれて、少し歩くのが楽になりました。
これで、だましだまし生活ができるようになりましたが、膝を曲げるのは痛いし、正座はもちろんできません。
整形外科①へ
そんなこんなで、1週間が過ぎた頃、ようやく近くの整形外科に行くことにしました。
この頃もまだ、膝に痛みがあったり、膝の骨が何かはまるような違和感を感じたりしていました。
病院は、いつものおじいちゃん先生です。足を抱えて前後に動かしたり、問診したり。一通り見てもらい、結論は、
『膝をマッサージして、膝周りの筋肉をつけてね!』
という内容でした。
なんだか軽い感じだなと思ったのと同時に、足が痛いのにどうやって筋トレするの?とも思いました。
とりあえず、そのうち治るのかなと漠然と感じ、
その日は、塗る痛み止をもらい終了しました。
接骨院へ
怪我から2ヵ月が経過しようとしてたころ。膝は依然として痛みがありますが、徐々に膝の痛みより、ふくらはぎからお尻にかけての、体の側面部分への張るような痛みが出てきました。
痛みと共にこの時期は膝の容態がヤバイのではないかと不安が大きくなってきていました。
そこで、嫁さんの勧めもあり、接骨院に行ってみました。
接骨院では、怪我の回復をサポートする他、一緒に姿勢の歪みを直してくれると言うことで、体の写真から歪みを測定し、怪我した膝にはマッサージと電気を流し、床が上がるベッドで衝撃を与えて体の歪みを治す治療を受けました。
接骨院でも、膝を抱えて前後に動かす検査しました(検査名を聞いたけど忘れてしまいましたすいません)。これは、膝の安定性を確認してるとのこと。その後、膝の模型を使いながら、怪我をしたときの衝撃が膝の前十字靭帯にかかり、損傷もしくは切れてますねと、説明を受けました。しっかりと状態を確認するなら、MRI のあるとこで診てもらうしかないとのこと。
さらに、
『この靭帯の損傷又は断裂は、自然治癒しないですよ。断裂していたら、再建手術が必要です。どうしていきたいですか?』
と言われ、このお兄ちゃんは何を言ってるんだ。正直、半信半疑。そんな、急に決められないんですけど。
とりあえずその日は家に帰り、怪我についてググることにしました。
前十字靭帯の損傷又は断裂
家に帰って、膝の前十字靭帯の怪我について検索。
まず、膝の前十字靭帯はすねの骨が前にずれるのを防ぐ働きをしており、
膝の中にある靭帯なので、血液がほとんどなく、損傷すると自然治癒はしないというのが、一般的見解らしいです。
治療の方法として2つあるようで、「保存療法」と「手術療法」。
「保存療法」は、
しばらく器具を用いて膝を固定し、経過観察。膝周りの筋力強化を行い、怪我をカバーするようです。長期的なリスクとして半月板や軟骨の損傷が生じる可能性あり。
「手術療法」は、
カテーテルにより、体の中にある、健康な組織を一部切り取り、前十字靭帯を再建する手術をすることになるみたいです。手術により、運動能力は回復する可能性はありますが、筋力低下、可動域の減少などがあるので、8ヵ月程かけてのリハビリが必要になるそうです。
整形外科②へ
ネットで調べてみて、膝の状態をMRIで確認して、切れてれば手術をする方向で行こうと思い、接骨院の人に新たな病院を紹介してもらいました。
紹介してもらった病院に行くと、診察を受けた後に、早速MRIで撮影!撮影は暖かくてとても眠くなりました。
そして、少し待って、撮影結果が出ました。
膝の前十字靭帯の一部損傷。(後十字靭帯も炎症している。)
手術について聞いてみると、
『手術をやるほどの損傷ではなく、筋トレをして膝をカバーしていく方が良いですね』
むむ!?
何だか、時間をかけて振り出しに戻った気分。一番はじめのおじいちゃん先生のとこと同じ結論でしたw
メディカルフィットネス
筋トレは、病院に併設してある、フィットネスクラブに入会して行うことにしました。
怪我の状態を確認して、トレーニングメニューを組んでくれます。また、月に1回受診を義務づけており、体に負担が掛かりすぎてないか、怪我の回復具合を診てもらいます。
会費はいつでも使えて1月5000円!安い気がする!
筋トレを初めて1年半で、こんなきっかけでジムに通うことになるとは思いもよりませんでした。
トレーニング(リハビリ)の内容としては、
エアロバイク→ストレッチ→体幹トレ→チェストプレス、ラットプル、油圧レッグエクステンション→エアロバイク→ストレッチ
です。
怪我から4ヵ月経過した今の状況
怪我から約4ヵ月が過ぎ、炎症止めはもう飲まなくなりました。
普段の生活では、小走りや階段などで少し痛みます。
また、屈むと痛みがでて、正座はできません。
先生は、早くても半年はかかるとの見解です。
地道にトレーニングをやりに通い、また、野球やサッカーができれば良いです。